2011年5月22日日曜日

CakePHPのディレクトリ構成と処理の流れについて

どちらもフレームワークを利用するうえで重要なので備忘録


■処理の流れ

2.2 CakePHPの典型的なリクエスト


■ディレクトリ構成

config CakePHP が使用する(数個の)設定ファイルが入る場所です。データベース接続の詳細、ブートストラップ、コアの設定ファイルなどがここに入ります。
controllers アプリケーションのコントローラとコンポーネントが入ります。
libs サードパーティ、外部ベンダからのライブラリではなく、ファーストパーティのライブラリが入ります。これはベンダライブラリと内部ライブラリの構成を分割することを可能にします。
locale 国際化のための文字ファイルが入ります。
models アプリケーションのモデル、ビヘイビア、データソースが入ります。
plugins プラグインパッケージが入ります。
tmp

CakePHP が一時的なデータを保管する場所です。保管される実際のデータは、CakePHP の設定しだいですが、このフォルダは通常、モデルの内容データや、ログの保管に使用されます。時にはセッション情報も入ります。

確実にこのフォルダが存在し、書き込み可能であるようにしてください。そうしないと、アプリケーションのパフォーマンスは激しく影響をうけることになります。デバッグモードでは、CakePHPがそうなっているかどうかを警告してくれます。

vendors 外部(サードパーティ)で作成されたクラスやライブラリは、ここに置いてください。そうすることで、App::import('vendor', 'name') で簡単にアクセスできるようになります。注意して観察している人は、これは重複しているのではないか、と言うかもしれません。ディレクトリ構造のいちばん上にも vendors フォルダがあるからです。この二つのフォルダの違いは、複数のアプリケーションを動作させて、より複雑なシステムセットアップをする場合のことを考える際に扱いましょう。
views 表示用のファイルはここに置きます。エレメント、エラーページ、ヘルパー、レイアウト、ビューのファイルなどです。
webroot 運用時(production)用のセットアップでは、このフォルダがアプリケーションのドキュメントルートになります。CSS スタイルシートや画像、JavaScript を入れるためのフォルダもあります。

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